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青空のゆくえ

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想い出がいっぱい

2月早々の徹夜飲みの疲労回復もそこそこに、
女優デビュー。
そして、なりきり永ちゃんで幕を開けた、疾風怒濤の5日間。
最終日は、
今年3月で閉館となる由緒ある大ホールの見学会。

昨日の朝のニュースで放送していたのさ。
目に入ってきたのは、楽屋の鏡と縦についている蛍光灯。
頭のぶつかりそうな、低い天井。

楽屋に入られるんだぁ。
いつまでかなぁ?
さっそく、検索。
見つからない・・・。

そうだ!広報だ!!
先月末から多忙を極め、
広報さっぽろ2月号、目を通していなかったな。
どこにやったっけ?




おぉっ、載っていたよ。
今日はこれから予定があるので、明日の午後にしよう。
(午前中は、多分、使い物にならないはず)
いつものことながら、
たとえ、一人でも行く気がマンマン。
だけど、せっかくの、思い出の大ホール、
声をかけたら、来そうな顔ぶれが目に浮かぶ。

直接行ってもいいのかなぁ、それとも事前申し込みが必要なのかな?
でも、ニュースを見た限りじゃ、そんなに人もいなさそうだし、
当日でも大丈夫そうだけど、
電話番号も載っているし、一応、確認しておくか。
ちょっと待て!まだ9時前だ!!

電話をかけ、「当日、直接行ってもいいんですか?」と尋ねる。
「今日ですか?何人ですか?」
「明日の午後なんですけど、人数はまだはっきりしないんですが・・・。」
名前と電話番号を教えると、再び、人数を訊かれた。
これから連絡をとるから、
声をかけて全員OKなら10人になるかも、
でも、ひょっとしたら、私一人だけかも。うぅん。
一瞬だけ考えて「・・・5人・・・くらい・・・。」
電話の向こうで、息をのむ気配が伝わった。何故に?

それからは、お出かけの途中でメールのやり取り。
仕事の都合やら何やらで、
最終的に確定した人数は、5人。ピンポン。

当日は、ちょっと早めに行って、
展示パネルを見ながら、みんなが来るのを待つ。
一人目到着。
全員そろっていないけど、先に受付をしちゃおうか。

「昨日電話をした○○なんですけど・・・。」
名簿をさがしてもらったけど、みつからないよ。
「昨日の9時半に電話したんですけど・・・。5人でお願いしてあります。」
そう言うと、すぐに見つけてくれた。
見ると、名前の横に人数らしき数字が書いてある。
ほとんどは「1」とか「2」なのに、
私の欄だけ、「」になっている。
え?団体さんはウチラだけ?

そういえば、一昨年の省吾映画の試写会、
ウチラだけで一個師団だったんだよね。
さらに遡ると、
「シンセ・デモレーションby省吾バックバンドメンバー@某ヤマハこじゃれたホール」長いの時も、
シンセ奏者の若者達に混ざって、いかにも場違いな集団だったよね。
おっとぉ、全部、首謀者は私だ。

全員集合して、大ホールへ。
せっかくだから、一番前に座ろうか?
あ、取材が入っている。
それじゃぁ、ちょっと控えめに2列目にしましょう。
もちろん、真ん中ブロック。

前振りは、舞台用語の説明。
引き続き、音響、照明の解説付き実演。
天井の反響板は下りてくるは、
壁の反響板は音をたてて格納されていくは、
ステージからマイクスタンドがせり上がってくるは。
驚いたのが、あちこちに隠しスピーカーがあったこと。
いや、全然、隠れてはいなかったんだけど、
まさか、あれがスピーカーだったとは思ってもいなかったわ。
各々のスピーカーから順番に音を出してくれたんだけど、
その曲が、札幌で一番有名なバラードだったものだから、
一緒に行った浜達は泣きそうになるし、私もちょっとうるっと来た。
そして、大サービスに、ミラーボールまで回してくれたよ。
興奮の坩堝。

その後は、3班に別れて、館内探検。
ステージにあがった途端に浮かれ出す面々。
こういう集まりって、比較的年長の人が多いんだけど、
ウチラ、浮いていたかも。

舞台袖のバトン操作棒に固唾を飲んだり、
省吾になった気分で、姿見の前でポーズを取ったり、
いっぱいある楽屋のうち、どこを省吾が使ったかはわからないけれど、
楽屋に足を入れる度に、変に興奮したり、
例の低い天井にぶつかりそうになったり、
音響室、照明室にも入れてもらって、
いつもとは全然違う視点で、座席やステージを見下ろしたり。

最後にステージに戻ってからも、気分は省吾。
みんなでライブの思い出を話していたね。

自然解散で、大ホールを出たのはほとんど最後の方。
ロビーに戻ってからは、
待ち合わせ中に目をつけていた、
過去の「会館だより」をコピーしてもらう。
何十年分の綴りが置いてあって、
一人一枚、希望する月の分のコピーをしてくれるらしい。

最初は、自分がステージに立った時の物を探そうかと思ったが、
本来の目的はそれだと思う。
次の瞬間、浜達と顔を見合わせ、
「省吾、ここでライブをしたのはいつだったっけ?」
ここで、初めて省吾を見たのは、80年。
80年って昭和何年?
楽屋の前でサインしてもらったのは、82年。
81年は来ていなかったっけ?
春と秋と2回来た時もあったよね。
○○年はどうだっけ?それは年金かな?
記憶の糸をほぐしていく。

そうそうそう、一番最後はFFF。
あれぇ?載ってないよぉ。
FFF、2回やっているよねぇ、どっちも載っていない。
そっかぁ、シークレット・ライブだからなぁ。
今更ながら、FC限定の意味を感じたわ。

5人で行ったんだけど、
結局、4回分しか見つけられず、それを1枚ずつコピーしてもらった。
みんなの宝物。
日付と省吾の名前、チケット料金安い!しか載っていないんだけどさ。
でも、その日、同じ会場にいたもの。

それにしても、気になるのが、係の人の打ち明け話。
省吾の名前に反応してくれたけど、本当かしら。

たまたま、サングラスをかけた別のアーティストのことだったら、
笑っちゃうな。
by foujico | 2007-02-12 23:58 | 浜田省吾